こんにちは、WOOD建築です。

今回は大規模木造建築のメリット③と題しまして

大規模木造建築がもたらす節税効果に焦点を当ててご紹介します。

 

1. 減価償却

木造建築は、他の構造に比べて減価償却年数が短く設定されています。

これにより、建築費を早期に経費として計上でき、税務上のメリットが大きい点が特徴です。

例として、木造の倉庫であれば減価償却年数は15年、鉄骨造は31年、RC造は38年となっています。

 

2. 固定資産税

木造建築は、他の構造に比べて評価額が低めに設定されることが多いため、固定資産税の面でも節税効果があります。

固定資産税は建物の評価額に基づいて計算されますが、木造建築の評価額は鉄骨造やRC造と比較して低いため、

同じ規模の建物であっても、木造建築の方が長期的に固定資産税の負担が軽減されます。

参考ですが、同じ床面積の木造とRC造を運用した場合、木造の納税額はRC造の約3分の2に収まり、その分収益を残すことができます。

 

3. 税制優遇措置

大規模木造建築は、環境への負荷が低く、持続可能な社会の実現に貢献します。

この点から、木造建築に対する税制優遇措置が各種整備されており、エコ建築としての補助金や助成金を活用できる場合があります。

特に、地方自治体によっては、再生可能な木材を利用することでさらに税制面での恩恵を受けることが可能です。

 

このように大規模木造建築は、長期的に経済的メリットを提供する建築手法として、今後さらに注目されていくでしょう。

鉄骨造やRC造をご検討中の方も、木造建築の可能性をぜひご確認ください。

 

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